映画【華麗なるギャツビー】は、お金で人の心をつなぎとめることができなかった男の悲哀。【感想・あらすじ・ネタバレ】

本&映画

こんにちは。

今日は、20世紀最高の文学の一つであるとも言われる、アメリカの小説家・フィッツジェラルドによる小説『グレート・ギャツビー』、

の映画版、『華麗なるギャツビー』を紹介します。

結論から言うと、見てよかったです。今年は結構映画を見ていますが、これは記憶に残る映画でした。

さて、そんな『華麗なるギャツビー』、どんな作品でしょうか、紹介していきます!

原作版はこちら。

映画版はこちら。

あらすじ

1920年代、狂乱のアメリカ。

ギャツビーという男が、夜な夜な自邸で華やかなパーティを開催していました。

各界のセレブたちがパーティに集う中、誰もギャツビーの正体を知りません。

そんな折、ギャツビー邸の近所に引っ越してきた作家、ニック。物語はニックの視点を通して語られます。

ニックはよき隣人としてギャツビーに気に入られ、個人的に話を聞いていくうちに、彼が富豪を目指した理由を知ることになります。

ギャツビーには、かつて愛した女性がいました。その名はデイジー。

彼女と幸せな生活を送るはずだったのが、ギャツビーが戦争に動員されたことにより延期になってしまいました。

そして、その間にデイジーは富豪・トムと結婚してしまいます。

トムは取引先の夫人と不倫しており、デイジーとの結婚生活はうまくいっているようには見えません。(この夫人が、物語最終局面で重要な役割を果たすことになってしまいます)

そんなデイジーに振り向いてもらうため、戦争から帰ってきたギャツビーは短期間であるビジネスを通じて莫大な富を成し、彼女を招き寄せるため毎晩パーティを開催していたのでした。

デイジーとの再会は果たされたものの、デイジーは当時の彼女ではありませんでした。

金欲にまみれ、パーティで狂喜乱舞する人々と対照的に、一人の女性を純粋に思い続けていたギャツビー。

不遇な最期を遂げたギャツビーに対し、唯一とも言える彼の理解者であり親友であったニックは「グレート・ギャツビー」の呼称を与えました。

感想

ギャツビーを演じるレオナルド・ディカプリオがかっこいいです。登場シーンは必見です。

以前見た『ウルフ・オブ・ウォールストリート』という映画は、同じくディカプリオが大富豪を演じていたので、なんとなく同じイメージで見始めた今回の映画『華麗なるギャツビー』でしたが、

個人的には『華麗なるギャツビー』が大好きでした。(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』もとても面白かったのですが、余韻や感情の作り込み方で言うとやはり何度目かの映画化である『華麗なるギャツビー』に軍配です)

グレート・ギャツビーという作品にハマったので、原作者のフィッツジェラルドの作品を他にも読んでみようと思います。

手始めにこのシリーズ本とか気になりますね。

今回の記事は以上です。お読みいただき、ありがとうございました!

The following two tabs change content below.