こんにちは。
読書感想文ブロガーのLinです。
以下の記事で紹介した本を教えてくれた友人がいるんですが、
今回また彼に勧められて
「おもしろそう!」
と思った私が、紹介された10秒後にポチってしまった本を今日は紹介します。
ポチった本がこちら。
『東大教授が教えるヤバいマーケティング』です。
タイトルはチャラいですが、中身はさすが東大教授の方が書いてらっしゃるだけあって骨太というか、マーケターがどんな消費者心理を使って消費者を購買行動に結びつけるよう「誘惑」しているのか、ということが書かれています。
つまり、
マーケター・消費者双方が読むべき本だということで、帯には
買う前に読め!
売る前に読め!
と書いてありました。これに尽きると思います。
それでは、内容を紹介していきます。
行ってみましょう〜。
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内容をざっくり
目次を確認
CHAPTER 1 人は非合理に行動する生き物-かしこいマーケターはそこに目を付ける
CHAPTER 2 その商品、本当に必要?-プロダクト
CHAPTER 3 値付けに込められた意図-プロダクト
CHAPTER 4 広告を見る目が変わる-プロモーション
CHAPTER 5 そこで買ってもいいのか?-プレイス
CHAPTER 6 消費者に見られる心理-コンシューマー
CHAPTER 7 売り手側の事情-コンペティター
CHAPTER 8 企業が知っておくべきこと-カンパニー
確認いただけるとわかるように、
CHAPTER 1 が導入、
CHAPTER 2〜5 が頭文字Pから始まる、マーケティングの4P分析、つまり消費者心理をついて効率的に商品を市場に届けるためのフレームワークで、別名をマーケティングミックスと言います。
CHAPTER 6〜8 が頭文字Cから始まる、マーケティングの3C分析、つまりマーケティングの環境をもれなく俯瞰できるフレームワークとなっています。
こんな人にオススメ
・マーケティングの戦略に興味があり、自分のなんらかの商品を市場に押し出していきたい
・これから起業をしたい
・マーケティングに興味があるけど、「マーケティング」という語が指す範囲が広すぎてどこから学べばいいのか分からないでいる方
こんな方にオススメの本です。
途中、統計学や確率、モデリングの話が出てきますが、該当箇所は数学を使わないアプローチもしているので大丈夫です。
感想
自分ではかしこい消費者のつもりでいても、マーケターがそんな私たち顧客の心理を巧みに誘導しているので、知らず識らずのうちにそれに乗せられているようです。
この本では、具体的にマーケターが消費者の心理のどのあたりに着目しているのか、ということを認識できるので、今後の日々の消費活動に活きたら面白いと思いました。
マーケティングとは、結局は心理戦だと思うので、本書は消費者の立場から読んでもマーケターの立場から読んでもとても面白く感情移入できると思いました。

Lin

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